ビギナーズ・ラック

 熱帯魚を飼い始めて2週間は、予想外にうまく行った。心配していたことの最悪ケースは、魚が死ぬことであった。次々と魚が死ぬ事態を想像しては、ゾッとしていた。しかしながら、初心者の幸運というべきか、何事もおきなかった。それで飼育する魚を増やすことにした。
4週間以内に買った魚は以下の通り。

ブラックテトラ 4尾(写真左上)
コリドラス     4尾(写真右)
カージナル  5尾(写真右下)
ダイヤモンドヘッドテトラ 5尾(写真下左)
ネオンテトラ 19尾(写真下右)
グッピー   5尾(写真二段下)
     合計    42尾
ネオンテトラの数がは半端な数字なのは、帰宅して数えたら1尾たりなかった。カージナルテトラは腹全体が赤い個体。ダイアモンドは頭部だけが青い。ブラックは、ブラック・フアントム・テトラと店頭にあったが、図鑑で照合すると、「フアントム」ではないことがわかった。
「フアントム」とは米軍の戦闘機にも名づけられている幽霊、幻影のこと。そういう名前の黒いテトラがいるのは事実。水槽内は小さな熱帯魚の群泳が見られて素晴らしい感じになったが、一転、バタバタと魚が死ぬことになるとは思いもかけなかった。
水草の光合成をやり易くした方がいいかなと考えてストローを水槽に入れて、肺の空気を何度か水中に送り込んだのだ。以前、テレビで水草栽培のコツとして紹介していたのを真似た。しかし、多くやりすぎたのか、水草にはいいかもしれないが、魚にとっては水質が酸欠になりすぎたのではないか。魚は悲鳴もあげないから、事態の悪化をよく見極めてやらなければならない。犠牲魚続出にショック、ショック。
やはり小手先の手段ではなくて、きちんとした水中ポンプを設置してやろうと、ペット屋に行った。エアカーテン、管、モーター(nisso製)を買って、帰宅したら、なんとなんと水槽に沢山の稚魚が
動いているではないか。グッピーが子供を産んだのだ。卵胎生だから、いきなり子供が生まれ、健気にもピクピク泳いでいるではないか。
バンザイバンザイ。
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